コテージパイについて。　〜荻窪のビアバー アジールは料理自慢のビアバーです。〜

荻窪でクラフトビールが一番美味しい

ビールバー

ビアバー アジールです。

 

コテージパイ 。

美味しいです。

アジールのコテージパイはどこに出しても恥ずかしくない

メニューの一つです。

 

僕がパブとかイングランド好きなので、

勘違いしていたところもあるのですけど、

コテージパイはもっと知られていると思っていました。

 

お店を始めて、案外みなさん知らなくて驚いています。

イングランドは飯が美味くないという、ステレオタイプなイメージもあるのかもしれませんね。

 

コテージパイやシェパーズパイとうたって出しているお店は結構あります。

でも、本当にそれコテージパイなの？シェパーズパイなの？

というお店が多いです。

 

僕が始めて食べた時の感動を満たしてくれるようなお店のなんと少ない事か！

 

お店を出す前に勉強を兼ねてシェパーズパイ、コテージパイを出しているお店に

休みの度に行ってました。

 

ちなみに、コテージパイとシェパーズパイの違いは使ってる肉のみです。

調理方法同じで、

牛肉だとコテージパイ。

羊肉だとシェパーズパイです。

 

ウスターシャソースベースのミートにマッシュポテトを乗せて

オープンで焼き上げます。

 

ところが勉強がてら行くお店では合挽肉だったり、

トマトソースで仕上げたミートソーススパゲティみたいなのに

マッシュポテトを乗せた物が多くてがっかりした経験が多くあります。

 

中にはそれでも味としては美味しい物もたくさんありましたけど、

コテージパイ、シェパーズパイではないよね。

という感想でした。

 

僕はそれにすごく違和感を感じていました。

 

僕がお店を出すなら僕が感動した

正統なコテージパイを食べてもらいたいと思ったのです。

 

実際僕が勤めていたアイリッシュパブのシェパーズパイ的な料理は

とても美味しいです。でも、シェパーズパイではないよね。

と思っていましたし、実際外国のお客さんも僕と同意見でした。

 

以降めちゃくちゃ食べ歩きましたし、めちゃくちゃ試作を作りました。

本当のコテージパイ、シェパーズパイを食べてもらいたい気持ちが満点になりました。

というか、コテージパイ、シェパーズパイのルールの中で、

僕の腕でより美味しい物を作りたいと思ったのです。

 

とは言え決して高級店ではないので、落とし所を見つけつつ、

研究に研究を重ねました。

実際、現状出してるコテージパイより試作をいろいろ試してた時のバージョンのが

より近づけて、より美味しくできてる事もありました。

 

調味料をイングランドの物で揃えるだけでも、美味しくなり近づけますし、

その中でも高価なイングランドの調味料を使えばそれはそれは抜群の味になりました。

けど、現実的ではありませんでした。

 

相当試行錯誤しました。

 

結果、友達のイングランド人のママのレシピをベースに、

僕が日本で学んだ料理方法と、僕が感動した味と、

現実的な価格と仕入れを考えて作り上げたのが

アジールで出しているコテージパイなのです。

 

ミートだけでなくマッシュポテトにも並々ならぬ想いがあります。

あくまでコテージパイは家庭料理です。

イタリアンな手法でクリーム使ってこってりさせるのも悪くはないけど、

家庭料理のベースを崩したくありませんでした。

 

日本のパブで出してるコテージパイの中には、

マッシュポテトの素なる粉で作ったマッシュポテトが本当に多いです。

悪いとは言いません。絶対に言いません。

でもコテージパイ、シェパーズパイと名乗らないで欲しいとは思っています。

 

その日のオーダーが出過ぎて、なくなる場合はあったとしても、

アジールではマッシュポテトとミートだけは欠かす事は決してありません。

 

特にマッシュポテトはどれだけ廃棄しようが、手作りです。

もちろんミートも。

 

もっと美味しくできる方法はありますけど、

最小公倍数的に考え抜いたのが今のアジールのコテージパイです。

 

だからこそアジールの看板メニューなのです。

 

偶然の産物なのですけど、調理の段階でビールを使うのですが、

そのビールがプレミアムクラフトビール、ガージェリーというのが

味に拍車をかけているのは間違いありません。

 

僕自身、あれ？料理の腕上がった？

と、思うくらい変わったので驚きでした。

 

つまりはアジールのコテージパイは最強なのです。

 

貸切パーティーや、予約のスペシャルメニューとしてなら、

いつも出してるコテージパイより美味しいコテージパイを出す事は

可能です。

 

マッシュポテトにパルミジャーノ足したり、たまご足したり、

ミートの調味にイングランドのウスターシャソース使ったり、

調理時間を長くして外カリカリ中しっとりさせたりと、

いくらでも美味しくさせる事は可能です。

 

それでもレギュラーの今のレシピでも充分過ぎるくらい

美味しいと自身を持ってご提供できます。

 

アジールのコテージパイはお値段以上の価値があります。

値段だけ絶対値的に高い高いと言われる事もありますけど、

相対値的にはお値段以上です。

 

決してアジールはニトリではありませんけどww

 

まずはコテージパイをアジールで食べてください。

看板メニューですから！

 

強者はおかわりしますよ！

 

当然ビールにぴったり！　

1番合います！

 

通りの黒板でコテージパイの写真を見たり撮ったりしてる

そこのあなた！

見てるだけじゃ味はわかりませんよ！

 

お待ちしてます！

アジールは風景に溶け込む料理をご提供します。

 

以上、看板メニューが最強の

ビールバー

ビアバー アジールでした。