上にちょっと持ち上げてガチャっと。 リニューアル中。
2021/05/04
GWですね。
みなさん海外旅行やレジャーで家族と友達とカップルで
色んな所に遊びに行っていいですね!
、、、とはならない!
たかだか1週間でゴールデンて、、。
僕は何色になるんでしょう??
さてさて、リニューアル継続中です。
マイペースでのんびりと。
今回は常連さん待望のトイレの鍵です!
付け替えました!
みなさん待望のトイレの鍵です!
アジールはまだ行った事がないという方には
なんのこっちゃ?な話ですよね?
トイレの鍵。
これには色々ありまして、、。
最初はちゃんとしてました。
あれはもう2年前になりますね。
とある常連ご夫婦Tとその友人Mの3人が
ある晩にアジールに来た時の事です。
もうどこかで飲んできていて、
アジールは最後の〆のお店だったみたいです。
T夫婦が友人Mを連れてきて、
「ここビール美味いよ」「料理マジ美味いから」
と、友人に色々紹介してました。
ありがたいですね。
その友人も喜んでいて、最後のお店とは思えないくらい
飲んで食べてしてました。
カウンターに肘をつき、グラスを傾かせながらその友人Mは
「この店はもっと評価されなきゃいけない店だ」
「近所にあったら毎日でも通いたい。」
ちょいと気取った感じではありましたが、
アジールの事をベタ褒めしてくれてました。
正直うれしかったですよ、そりゃ。
ここまでは、、、、。
「ちょっとトイレ。」
友人Mが席を立ちトイレに行った後はT夫婦といつも通りの
話をして楽しく過ごしてました。
楽しくて時間も忘れるくらいに。
そう、時間を忘れてしまったのです。
小一時間たってようやく気付きました。
友人Mが戻ってきてない。
T夫婦がトイレをノックしても応答なし。
何度も何度も。 ドンドンドン!と叩いても、
大きい声で呼んでも応答なし。
「放置して帰るのだけは勘弁ね。」と僕。
住宅でもそうですけどトイレの鍵って外からも開けられたりするじゃないですか。
コインでくるって回してみたいな。
ところがアジールのはそういう風にはできていないんです。
中から鍵を開けない事には扉は開きません。
つまり起きないと開かないんです。
「すいませんなんか」と申し訳なくなるT奥さん。
このあたりから僕は超面白くなってるんで、
「頑張ってw」とだけ言ってゲラゲラ笑ってました。
そしたらT夫婦からのご提案が。
「必ず復旧するので扉取り外していいですか?」
まぁ、もうそれしかないなと思ってたのと、
そのご夫婦がそういうの得意なの分かってたので
提案を了承してインパクトだけ貸しました。
2人とも手慣れたもので、丁番のビスを一つずつ外していきました。
全部取り外して、扉を外すとこまでいきました。
扉が重いので旦那さんが扉を持ち上げ、ゆっくり外して
奥さんがトイレを覗くと、、、、、
「キャーーー!!」
奥さんが急に叫んだので、さすがの僕もトイレの中を覗くと、、、
友人Mは下半身丸出しでトイレに座り、タンクを枕代わりにして
爆睡してましたwww
「奥さん交代する。」
僕とT旦那で起こすのですけど
起きません。ピクリともしません。
狭いトイレの中にいい大人が3人。
うち1人は下丸出しww
寝たままの状態で何とか便座から立ち上がらせて、
T旦那が肩を抱えてる状態で、
僕がパンツとズボンを履かせましたww
赤ん坊や子供なら経験はありますが、
青年男子のパンツを履かせるなんて人生初の経験でした。
あんまりいいもんじゃないですねw
何とかトイレから出して、席に座らせ、
T夫婦は扉を復旧してくれました。
そんなのがあったので、食事がまだほとんど残った状態。
時間は閉店時間3時を過ぎてました。
でも返す訳にもいかないんで、
お会計だけ済まして、僕は〆作業してる間食べてって。
とだけ言ってゲラゲラ笑ってました。
「ホントすみません!ホントすみません!」
2人は謝る一方なんですけど、
僕として全く怒ってもなく迷惑とも思ってませんでした。
だって超面白いのでww
「名前は伏せるけど明日から話のネタにします。」とだけw
その間も友人Mは夢の中。
レジ閉めも終わってあとは出てる皿を洗うだけになった時に
再び3人で起こしにかかりました。
が、起きやしません。
普段はおとなしく、優しい感じの奥さんも
僕に申し訳ないのと、全く起きないのとで
イライラしてたんでしょうね。
「起きて!」
ビシッ!ドン!
カウンターに頬を乗せて寝てる友人の頬を1発!
リバウンドで逆の頬がカウンターにバウンド。
ドン!はその音です。
それでも彼は起きません。
僕はこれ見てゲラゲラ笑ってました。超面白い!
僕の必殺技。鼻ストローも試みました。
鼻ストローわかります?
タバコを吸って煙を口にためた状態で
ストローの先を彼の鼻の穴へ。
そこへフーーっと煙を送り込むんです。
たいていはこれで起きます。
それでも彼は夢の中。
超面白い!
T旦那が
「店の外まで手伝って下さい。店出たら僕らで何とかするので。」
肩を貸して外まで運んだのですけど、
ズボン履かせたのはいいんですけどベルトしてなかったので
ズルズルと落ちてきちゃっててww
奥さんに代わってもらってご夫婦と友人は帰っていきました。
この間2人はずっと謝ってるんですけど、
なんせ超面白いんでww
友人はご夫婦宅に泊めてもらったそうです。
帰ってく声を背中越しに聞いてました。
旦那「こいつどこに寝かせる?」
奥さん「こんなん廊下に置いとけばいい!」
背中越しでも笑かしてくれました。
後日、友人Mはアジールに来た事すら覚えおらず、
次の日のランチを奢ったそうですww
今となっては友人Mも大切なお客さんです。
後日お店に来た時は後輩の影に隠れてたので
「とうとう来たなーww」とウェルカムで
後輩の前でいじり倒しましたww
あ、そうだ、鍵だ。
あまりに面白いんで鍵の子供忘れてました。
話戻します。
で、こんなんがあって以来、鍵が閉めにくくなってしまったんです。
鍵穴にうまくはまらないので、ガチャガチャとトイレから聞こえてくると、
「上にちょっと持ち上げてガチャっと」と教えるのがアジールの定番に
なってしまいました。
ブログのタイトルはこういう意味です。
小さいお店なので鍵が閉まらずトイレに入っていても、
僕が「今入ってます」と言えますし、お客さんもだいたい分かります。
女性客の場合はそれでも細心の注意を払います。
鍵の不具合出してる立場から言うのもなんですけど、
男性客で「鍵閉まらないんですけど」と、言っちゃう場合には
「そう言ってる間に済ませられるでしょ」とか、
「誰も見たくないから開けないって」と言っちゃってました。
僕は毎日使ってるので1発で閉められるんです。
常連さんの中にも手慣れできてる方もいましたね。
そんな鍵がようやく!
ちゃんと閉まります。
元の鍵をどう直す?というのを諦めて
新しい鍵に変える事にしたのです。
それにしても鍵の取り付けって大変なんですね。
結構手こずりましたよ。
一連のリニューアルの中でトップクラスのリニューアルだと思います。
鍵はホームセンターで買ってきたのですけど、
最初なAmazonで買おうとしてました。
Amazonで買った方が届けてくれるし楽なんで。
でもやめたんです。
やっぱり手にした方が分かりやすいですし。
、、、というのも当然理由としてはあるのですけど、
決定的ではありませんでした。
決定的だったのはAmazonで「鍵」と検索した時の画面です。
その画面がこちら。
検索結果にプリズンブレイクがなぜか出てきて、
鍵買ってもすぐ開けられちゃいそうな気になったものですから。
さてさて、
今日もこれからリニューアルしてきます。
もう壊さないでね。