アジール栄養講座その⑥〜疲労回復〜

今回は疲労回復のお話です。

 

その③で持久力の話をしました。

効果的な練習をするには最後まで崩れない身体を保つ事で

怪我なく最大限に練習効果が上がるという話でした。

しかし実はそれだけでは足りないのです。

 

その③で話した内容はあくまで一日のみの話だからです。

そういった練習を一日だけできても意味はありません。

最後まで効果的なトレーニングを継続的に続けていく事で初めて意味があるのです。

その為のキーワード。

「その日の疲れはその日のうちに」という事です。

 

オリンピックを観ていて、特にサッカーは中２日で暑さがこもるピッチの中で

試合をしていってます。

それにはやはり疲労回復が不可欠です。

 

トップアスリートに限らず、例えば合宿だったり、

ロッキンジャパンやサマソニに連日参戦する時だったり、

移動の多い営業職や飲食店に代表される立ち仕事の方にも

通じる話になると思います。

 

筋力アップの為の筋破壊も言うなれば疲労の一つです。

つまり疲労回復にもBCAAが有効だという事になります。

 

疲労回復に特化した場合、BCAAの中でも特にロイシンを多く配合している

アミノ酸をオススメします。

 

高ロイシンのアミノ酸は市販でも探せばあります。

一連ブログでは商品名は一切出さないようにしています。

最適で手に入りやすい商品を知っていますが、

今回のコンセプトと反します。

 

詳細の商品名を知りたい場合は営業再開後にお店に来て頂ければ

お伝えします。

もしくは別途栄養講座を開いた場合にはより詳しくご説明いたします。

 

話を戻します。

 

疲労回復は1番大事だと思います。

日々の生活はいわば連戦してるようなもんですから。

 

より疲労回復を効率的にしたい場合、高ロイシン配合のアミノ酸だけでは

足りない場合があります。

 

車で言うオイルの役割をする物があれば、より身体にアミノ酸を早く回せる事ができます。

それがクエン酸です。

 

梅干しを食べると疲れが取れたなんて話を聞いた事ありませんか？

もしくは実体験として体感してる方も多いはずです。

 

滝のように毎回汗をかくのであれば梅干しも効果的ですが、

汗のかく量によっては汗ででていく塩分より、梅干しでとる

塩分の方が多い場合があります。

ですので、クエン酸をサプリメントとしてアミノ酸と一緒に摂る事は

非常に効果的です。

食事ですとどうしてもそれ以外の何かも摂る事になりますから。

 

疲労回復の1番効果的な方法は案外普通です。

タンパク質を多めに食べて、高ロイシンのアミノ酸をクエン酸と共に体内に

いれ、成長ホルモンが分泌されるタイミングで熟睡することです。

 

これでボディのメンテナンスはバッチリです。

 

次回からはメンテナンスできたボディに入れるガソリンの話をしていきます。

 

ちなみに、本ブログはあくまで栄養の話です。

具体的なトレーニング内容については一切言及しません。

ですので、栄養講座が直接スキルアップに繋がるという確約はありません。

 

あくまで行う事をして向上させる為の基礎作りというスタンスですので

誤解のないようお願いいたします。